この記事の要点
- 作成機能だけでなく、本番中の変更方法を確認する
- 編集画面と閲覧画面の権限が分かれているかを見る
- 通信断や画面スリープ時の挙動を事前に試す
タイムテーブル作成アプリは、表をきれいに作れるだけでは本番向けとは限りません。ライブやクラブイベントでは、出演順の変更、セットの延長、暗い会場での確認、スタッフへの共有が発生します。選ぶときは、準備と本番を分けずに確認することが大切です。
選定前に整理すること
まず、イベントの規模と運用方法を整理します。
- タイムテーブルを編集する人は何人か
- 閲覧するスタッフや出演者は何人か
- 当日に順番や持ち時間が変わる可能性があるか
- 来場者にも進行を公開するか
- 会場の通信環境は安定しているか
出演者が少なく変更もないイベントなら、表計算ソフトや画像でも十分な場合があります。変更と共有が多いほど、専用アプリの利点が大きくなります。
1. 時刻を自動で再計算できるか
持ち時間を変更したとき、後続の開始・終了時刻が更新されるかを確認します。時刻を毎回手入力する仕組みでは、変更が重なるほどミスが起きやすくなります。
GIG DECKでは、開始時刻と各枠の持ち時間をもとに後続の時刻を計算します。ドラッグで出演順を変えた場合も、新しい順番に合わせて再計算されます。
2. 本番中に読みやすいか
編集しやすい画面と、離れた場所から読みやすい画面は別物です。本番向けには、現在の演者と残り時間を大きく表示できるか、暗い会場で眩しすぎないかを確認します。
画面を常時表示したい場合は、Wake Lockの対応状況も確認します。ブラウザ機能は端末やOS設定に左右されるため、「対応」と書かれていても本番端末でのテストが必要です。
3. 編集権限と閲覧権限を分けられるか
スタッフや来場者に共有するとき、編集画面そのものを渡す必要がない設計が安全です。閲覧専用URLがあれば、進行を見せながら編集権限を保護できます。
GIG DECKのAUDIENCE LINKは閲覧専用です。リンクを知っている人はタイムテーブルを確認できますが、イベント内容は変更できません。
4. 通信条件が明確か
リアルタイム同期にはインターネット接続が必要です。「オフライン対応」という表現だけで判断せず、通信が切れたときに表示がどうなるか、編集内容がいつ他端末へ届くかを確認してください。
GIG DECKでは読み込み済みの画面は表示を維持できますが、最新時刻の同期や変更の反映には接続が必要です。
5. 無料範囲が運用に合うか
無料プランの対象が、閲覧数、イベント数、機能数のどれで制限されるかを確認します。GIG DECKは登録なしのゲストで1イベント、無料アカウントで最大3イベントを作成できます。
選び方の結論
| 利用状況 | 向いている方法 |
|---|---|
| 出演者が少なく、本番変更がほぼない | 紙・画像・表計算でも対応可能 |
| 出演順や持ち時間が変わる | 自動再計算できる専用アプリ |
| 複数の場所で進行を確認する | 閲覧用URLとリアルタイム同期があるアプリ |
| 暗い会場で残り時間を表示する | 本番専用のLIVE表示があるアプリ |
機能表だけでなく、実際の端末と会場条件で一度通して試すことが、最も確実な選び方です。
GIG DECK
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