この記事の要点
- 自由な表作りや集計にはExcel・スプレッドシートが向く
- 本番変更と残り時間表示には専用アプリが向く
- 企画管理と本番運用でツールを分ける方法もある
ExcelやGoogleスプレッドシートは、イベント準備で広く使われる柔軟なツールです。一方、GIG DECKはDJ・VJイベントの時刻計算と本番表示に用途を絞っています。どちらが優れているかではなく、どの工程で使うかによって向き・不向きが変わります。
比較表
| 項目 | Excel / スプレッドシート | GIG DECK |
|---|---|---|
| レイアウトの自由度 | 高い。表、色、計算式を自由に設計できる | タイムテーブル用途に固定 |
| 出演順の変更 | 行移動後に数式や参照の確認が必要 | ドラッグ後に時刻を再計算 |
| 本番中の残り時間 | 自分で表示を作る必要がある | LIVE表示でカウントダウン |
| 閲覧共有 | ファイル権限や共有設定を管理 | 閲覧専用AUDIENCE LINK |
| リアルタイム反映 | 共同編集設定と通信環境による | オンライン時に閲覧画面へ反映 |
| 無料範囲 | 各サービスの契約による | ゲスト1件、無料アカウント3件 |
Excel・スプレッドシートが向いている場合
次の用途では、表計算ソフトの自由度が役立ちます。
- 出演者の連絡先、精算、機材、交通なども一つの表で管理したい
- 独自の色分けや印刷レイアウトが必要
- 当日の順番変更が少ない
- 組織ですでに共有ルールが整っている
関数やテンプレートを管理できる担当者がいる場合は、準備段階の総合管理に適しています。
GIG DECKが向いている場合
次のような本番運用では、用途を絞ったアプリが扱いやすくなります。
- 出演順や持ち時間が当日に変わる
- 現在の出演者と残り時間を大きく表示したい
- スタッフや来場者へ閲覧専用URLを渡したい
- 表計算の数式を本番中に触りたくない
GIG DECKでは、カードの順番と持ち時間から時刻を再計算し、LIVE表示とAUDIENCE LINKへ同じ進行を表示します。
注意すべき違い
自由度
GIG DECKはタイムテーブルに特化しているため、Excelのような自由な集計やセル配置はできません。予算、連絡先、機材表まで一つにまとめたい場合は表計算ソフトが必要です。
通信
どちらもクラウド共有やリアルタイム反映には通信が必要です。GIG DECKも、閲覧画面への変更反映にはインターネット接続を使います。
ファイルの取り込み
GIG DECKにはExcelファイルのインポート機能がありません。既存の表からイベント名、出演者名、持ち時間を入力し直す必要があります。
併用する方法
企画と本番でツールを分ける方法もあります。
- スプレッドシートで出演交渉、連絡先、精算を管理する
- 出演順と持ち時間が固まったらGIG DECKへ入力する
- 本番はLIVE表示とAUDIENCE LINKを使う
- 終演後の実績を必要に応じて管理表へ戻す
この方法なら、表計算の自由度と専用アプリの本番向け表示を両立できます。
結論
準備情報を自由に管理したいならExcel・スプレッドシート、変更の多い本番で同じ時刻を共有したいならGIG DECKが向いています。自分のイベントで最も負荷が高い工程を基準に選んでください。
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